自然環境を生かした街づくり。ホタルを通して思う事。

残念ながら貴重なホタルを獲ってしまう人もいるので場所は書けませんが、船橋にはまだヘイケボタルの棲む自然環境が残っています。
ゲンジボタルは梅雨入り頃、ヘイケボタルは梅雨明けから盛夏にかけてのちょうどこの時期、淡い光を放ちながら可憐に飛ぶ姿が見られます。

かつてはこの船橋でも何処でも見られたボタルですが今は滅多に見られなくなりました。

ゲンジボタルが棲めるためにはきれいな水の流れとエサのカワニナが必要ですが、ヘイケボタルは、別名田んぼホタルと言って、水が流れていない止水域でも生息できるホタルです。
もちろん汚れた水ではダメですが、湧き水が溜まるような水辺が有り、カワニナが以外のヒメタニシやモノアライガイといった何処のでもいるタニシも食べるので、船橋にも生息できる場所がたくさん有ります。是非このような場所を整備しホタルが再生できるようにしたいですね。

また、街中でも水が循環やある程度環境が整えることができれば、ホタルが棲めるビオトープは十分可能だと思います。
実は我が家の庭にもホタルが棲める環境を整えたビオトープが有り、梅雨入り頃、可憐に光るホタルを見る事ができます。あまり手入れはしませんが、その方がホタルにとっては良いようです。何にもしていないのに、毎年姿を見る事ができるので、自然繁殖をしているようです。
環境さえ整えてあげられれば、生き物たちは自然繁殖できるのだと思います。一度壊してしまった環境を全て自然の力だけで元に戻すのは難しいですが、人の手で基本的な環境を整えてあげられれば、意外に簡単に生息できる環境が再生できるように思います。

日頃から見守ってあげられる場所作りも、豊かな自然環境を生かした街づくりには必要なのかも知れません。
例えば、住宅街にホタルやメダカの棲む小川を造ったり、高層マンションの一角にホタルが棲むビオトープを設けるといったアイディアも有りかと思います。大切なことは、生き物たちが共生できる環境がそばにあるという事、様々な生き物たちが環境といううまいバランスの中で生きているという姿を実感できる事だと思います。そして私たち人間もその一部であるということを考えたり感じたりする事だと思います。学校時代は、この事を子供たちに伝えたくて一緒に生き物を調べたり岩石調べなどをしていました。

上の動画は我が家のビオトープです。そしてもう一つ下の動画は、自分の退職(卒業)制作で学校にあった築山を活用して作ったビオトープです。地下水は確保できませんでしたが、炭による水質改善と濾過の循環システムになっています。流れの先にはホタルドームが有ります。カワニナは順調に増えています、子供たちに早くホタルが飛ぶ姿を見せてあげたいですね。

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