いつも八月に思い考える…


この時期になると、言葉が少なくなってしまうのは、自分だけなのでしょうか。
特に今年はその思いが強いです。

戦後72年という時間の中での緊迫する世界情勢。
北朝鮮とアメリカとの核攻撃を巡る恫喝応酬、ヨーロッパで起きている無差別テロ、アメリカで起こっている人種差別と言う根深い課題。72年の時間を経て明らかとなった原爆被害の実際や、本土空襲から原爆投下に至る米国空軍の勢力の拡大と言う計画目的。

その後に起こったキューバ危機や印パ紛争、フォークランド紛争、何れも核兵器使用一歩手前であったという事実。
そこには二度と核兵器を使用してはならないと心から願う、我々日本人とは全く異なる感覚がそこにあり、それが世界の現実なのだと思わざるを得ません。

現在、世界の核兵器数は約1千発、もし有事となり核による応酬が始まったら、そこには勝者も敗者も無く、地球上の生命の全てに極めて重大な影響を与えるのみならず、地球そのものの存在をも左右する計り知れない危険性を抱えていると言う現実を直視する必要があります。
核の傘の下の平和とは残念ながら、極めて危うい平和なのだと思います。

今年7月、国連で参加国の総意による核兵器禁止条約が成立しました。不参加国は核保有国とその傘で守られている我が国を含む数カ国です。そしてその国々は米露英仏中といった先の大戦の戦勝国です。
大義的には世界平和を取り戻すための連合国の勝利とされていますが、その結果がこれでは、正義とは何だったのかと言わざるを得ません。勝者が歴史をつくると言いますが、そこに人類としての学びがあるのでしょうか。

人工知能AIが地球存続の上で、最も危険な存在として人類を認識し、排除する必要があると判断する事も、SFの世界の事では無いかも知れません。
現在の地球温暖化も環境汚染も紛争も、全て人類が引き起こしたものです。地球は奇跡の星であり、生命の全てが自然環境との共存のバランスの上に成り立っており、そこにヒトという生物も生かされているという現実を深く理解するべきだと思います。
地球を知り、人の歴史を知る事は我々の学びの本質ではないかと思います。過去と現在を理解し、未来を創りだせるのは人間だけです。全ての生命の頂点に居る我々人類の責任は極めて重いと思います。

宇宙も地球も世界も、そして私達の暮らしも自然も全て同時進行で進んでいる時間の中にあります。
これにどう向き合うか、そして何が出来るか、私達一人ひとりに課せられている命題なのだと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です